エルリア様が書いてくださった「Witch's Jewel」プレイレポ
エルリア様(Xアカウント:@elria75)が、「Witch's Jewel」をクリアしてくださり、詳細なプレイレポを書いてくださいました。
大変ありがたかったこともあり、お願いして転載の許可を頂きました。
以下よりエルリア様のプレイレポを掲載させて頂きます。
なお、クリアして頂いた後のプレイレポとなりますので、ネタバレを多く含んでおります。その点にご注意ください。
WitchsJewel
異変の調査をしていた主人公・ミリルの兄弟子・ウィズが消息を絶ち、ミリルが彼を探す旅に出るところから物語は始まります。
また、説明も配布ページのリンク先でされているので、初めての方でもやりやすいと思います。
寄り道要素は闘技場と秘密の店ぐらいなので、メインストーリーを重視した作品といえるでしょう。
戦闘はオーソドックスなサイドビュー。
ランダムエンカウントで遭遇率がやや高めに感じましたが、戦闘高速化でサクッと終わらせていたのでストレスは感じませんでした。
また、中盤以降に入手できるアクセサリでエンカウント調性が可能なのは嬉しかったです。
雑魚戦を避けずに進めていたのですが、レベルの上がりが早く、経験値やお金も多めに入るので、すぐに強くなります。
ですので、レベル上げ作業の必要は全くありませんでした。
サクサク戦闘といっても、属性による有利不利を考えたり、状態異常対策や各キャラの役割をしっかりと決める等の工夫は必要です。
TP消費の技や、TPMP両方消費するブレイクスルーの使い方もポイントだと思います。
特にブレイクスルーは強力な攻撃だけではなく、敵の魔法を反射させたり、味方にバフをかけたり、全体回復が出来たりどれも有用なので、いつ何を使うかが重要です。
ただ、ミリルの大技は飛びぬけて強力な魔「砲」なので、彼女には基本それを撃たせると楽でした。
魔法アタッカーのミリルはMP消費半減、物理アタッカーのロイはTP上昇、回復役のシンシアは状態異常対策、敏捷に優れるパールはアイテム効果増、これらを優先して装備を組み合わせました。
また、敵の不意打ち無効やお金・アイテム入手率UPなど便利なアクセサリもあるので、道中ではこれらも活用しました。
装備品は基本的にすぐ新しくしていたのですが、宝箱入手のみの強力な装備も比較的よく手に入るので、全部揃えなくても問題はありませんでした。
ダンジョンで便利だったのが帰還の水晶です。
危なくなったら即街まで帰れるので、安心して攻略出来ました。
それほど迷うことなく進んでいけたのですが、気持ちに余裕があると遊びやすいですね。
また、次に行く場所も分かりやすく、方向音痴の私が一度も迷っていません。
作品が良く出来ていたのだと思います。
後半にはテレポートアイテムで瞬時にどこにでも行けますし、親切設計だと思いました。
途中でたくさんのドーピングアイテムを拾えるので、拾ったら片っ端からつぎ込んでいました。
加入キャラが4人と少なめなので、雑魚戦での感触を目安にガンガンつぎ込めたのは良かったです。
ラストエリクサー症候群の重病患者なので、これは非常に希有なことです。
(ただし、エリクサーは最後まで一つも使えませんでした…確か25個は持っていたと思います…)
ストーリーは、小難しいひねりがない勧善懲悪なので、主人公達は皆真っ直ぐで純粋な印象が強いです。
そして敵を遠慮なくぶん殴れるのが爽快です。
メデューサ退治あたりからだんだんと物語が大きくなり、16歳の子には荷が重い話になります。
が、主人公の生い立ちに隠されていた事実が明るみに出ると、そりゃー魔砲が強くて当然だよね、と思いました。
そして、これは彼女にしか出来ないんだなと納得しました。
タイトルイラストで持っているものが作品タイトルの「WitchsJewel」(魔女の宝石)。
早い段階で出て来ますが、それがどんなものかがハッキリするのはかなり後半です。
個人的に、それには男女の愛だけではなく、家族愛や友愛など色々な愛の大切さが集約されているように思いました。
(※ネタバレ防止のため、後半部分は書いていません)
その1・メデューサ退治にて
……というよりも勝手に利用させていただきました。
しかし、何ということでしょう。
解呪後は有料に…
救助に感謝してこのまま無料……などと都合良くはいきませんでした。
世知辛いのう……
その2・ロイ加入時
味方が誰もいない時に複数の敵は卑怯じゃないですか?
数の暴力は主人公側がやることです!
……と思っていたら物理アタッカーのロイが加入。
ここからが本番だ、数の暴力の開始!
ボス戦では魔砲……ミリルキャノンが大活躍!
序盤のボスが雑魚の如く一撃で終了です。
文句なしの主力でした。
ロイがピンチなのは気のせいです。
ミリルは成長すると味方全体にリフレクをかけられるのも有り難かったです。
待望の回復役!
やっぱり二人より三人、魔法で回復出来るのはありがたいです。
全体回復がブレイクスルーなのでやや不便でしたが、パール加入後は楽になりました。
敏捷性は正義。
闘技場には難易度が3つあり、5連戦に勝つと初回のみ商品が貰えます。
そして「秘密の店」。場所は比較的分かりやすかったですが、お値段が……。後半は雑魚戦でもそこそこお金が入りますし、結構余裕はありました。
そして、やっぱりこれはツッコミを。
ここ、暗黒界なんですが。
普通の人間である筈の商人さんが当たり前のようにいらっしゃる…!
企業秘密よりも恐ろしい商魂の逞しさ。
有り難い措置ですが…ファンタジーだから…そうか、これがファンタジーなのか!
兄弟子にほのかな想いを寄せる16歳の魔「砲」少女。
本作は「敵を倒したい」ではなく「ウィズを助けたい。世界を守りたい」という「愛」に重きを置いて描かれているのだと思いますが、彼女がそれを雄弁に物語っているのだと解釈しています。
他人に優しく、というのは人として基本だと思います。でも、時にはそれが難しいこともあり、なかなか複雑なのが現実です。
ただ、彼女の他人へ向ける優しさに、大事なことを改めて気づかされた思いがしました。
戦闘では文句なしの主力。
敵の魔法反射も便利でした。
ぼっち旅そろそろしんどいなー、と思い始めたときに加入した物理アタッカーです。
途中不穏な気配があり、心配しました。
が、ストーリーの進行や味方の少なさからこれは…と思っていたらビンゴでした。
黒剣士は大抵強いので頼りになりますよね。
でも、人を騙すのは向いてないですね…ミリルやシンシアにも察知されてるようじゃ(彼女たちが純真という説はここで言ったらダメ)
片手剣と両手剣どっちを使うか迷いましたが、敏捷性が低く敵の攻撃を受けやすいので、防御を考慮して片手剣にしました。大技に麻痺効果込みなので、ボス戦で大変助かりました。
王女にしてしっかりもののお姉さん。
妹の面倒をよく見ているのが、懐かれ方から察せられますね。
ミリルに対しても似たような感情を抱いていたんじゃないでしょうか。
若葉コンテストの賞で物理攻撃も出来るらしいと分かっていたのですが、じゃあ杖にしてやれ…と(天邪鬼)
単体回復はすぐに出来るのですが、全体回復がブレイクスルーだったので工夫がいりました。
アクセサリは迷いましたが、状態異常対策を最優先にしました。
敏捷性が高いヒーラーとして有用で、後半はリジェネにお世話になりました。敵の全体毒攻撃もこれで打ち消せますし。
猫は正義(キリッ)
帽子を被った魔女も正義なのですが、猫はその存在自体が正義(2回目)
猫ちゃんが仲間にいるだけでテンションが上がりますねー。
ミリルとの仲の良さが、遠慮のないやり取りから伺えてほっこりしていました。
絶対に再会出来ると信じていましたが、人型での加入になるとは予想外もいいところでした。
猫パンチ@ナイフ装備を連発する猫好きプレイヤー。
敏捷性が極めて高く、何とブレイクスルーに全体回復スキルあり。
シンシアの手が回らないのアイテム含めた回復役として大活躍でした。
王道ファンタジーRPGが好きな方、サクサク進める作品をお探しの方にオススメです。
0コメント